TOHOシネマズ南大沢

華氏911/Fahrenheit911
英語サイト

Michel Mooreの前作、"Bowling for Columbine"はどこか「他人事」として見れてたんだなあ、と痛感。
海の向こうの国の銃問題なんて自分には責任のないことだし、今回の作品と比べれば気楽に楽しめたのかもしれない。けど今回の作品はもっと身近な問題に感じられて、見ていてかなり辛かった。自分が日本に住む日本人である、ということについて色々考えさせられた。
まあ、かなりありがちな思考回路ではあるけど、世界情勢に関して情報を取り込む必要性を感じた。
たぶん、そういった世の中の出来事が自分の生活に関わっている、っていう実感が希薄なんだろうなあ…。
CDの新譜情報とかなら進んで本屋とかレコ屋にいって収集するのに、毎日家に届く新聞の政治欄をチェックするのは自分に取って困難。そういう内容に関して話し合う相手がいないのも問題なのかもしれない。
「どうせ何も知らないから」と気後れして話さないより、知識が足りなかったとしても政治について誰かと話したりしたほうがいいんだろうな〜。
そしたらイギリスとかアメリカの音楽ももっとよく理解できるようになるかも。

それにしても無知って怖いなあ!大抵の場合、自分が無知であることを教えてくれるほどに親切な人はいないからなあ…。年を取るにつれ、その傾向は強まるだろうし。

とかなんとか、見た後ぐだぐだ考えました。